【合気道×旅】高知セミナーの始まりと中村道場での初稽古(1日目:前半)
夫婦で合気道を行っていると「どこの道場で出会ったの?」とよく尋ねられます。
実は私たちの出会いは、インドネシア・バリ島のクタの道端。もう25年も前のことです。
その頃、私はまだ合気道を始めておらず、結婚後に夫になったマイクに勧められて道を歩み始めました。
彼は私よりも6年早く合気道を始めていて、最初に門を叩いたのは高知合気道グループ。
以来、「いつかまたその道場を訪れたいね」と話しながらも、なかなか実現できずにいました。
ところが2024年1月、稽古会の後の懇親会で友人Aさんが「私も高知県の道場に行ったことがあるよ」と話してくれたのがきっかけに。
そこから話がトントン拍子に進み、「一緒に行こう!」という流れになったのです。
ただ話は話、なかなか実現には至らずいたのですが、翌年の同じ稽古会後の懇親会で再び盛り上がったことで、ようやく現実に向けて動き出しました。
Aさんが調べてくれたところ、3月下旬にはマイクがお世話になっていた高知合気道グループ主催で合気道祥平塾理事長・道場長である菅沼守人師範の稽古会が開催されることを知り、これを機に「合気道の旅・高知編」が正式に決定しました。
旅の予定
3月21日(金) 四万十市・中村合気会中村道場で稽古
3月22日(土) 四万十市から高知市へ戻りながら観光
3月23日(日) 高知合気道グループ主催・菅沼師範講習会に参加
3月24日(月) Aさんと別れ、二人で観光
3月25日(火) 東京へ帰京
※事前に中村道場と高知合気道へ連絡し、参加の了承を得ています。
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準備編
予定が固まったらまずは航空券と宿を予約。今回は時間と価格のバランスからJAL便を選びました。
航空券は早めに予約すると「早割」を利用でき、お得に購入できます。ところが私はそのことをすっかり忘れてしまい、以前出雲へ旅行した際、出発の一か月前になってから慌ててチケットを購入してしまいました。その結果、割引価格のほぼ倍近い金額を支払うことになり、とても痛い経験となりました。
宿は豪華さよりも評判の良さとリーズナブルさを重視し、こちらに決定:
・四万十市中村 →中村第一ホテル(BBHホテルグループ)
・高知市内 →コンフォートホテル高知
高知市から四万十市へは電車で行くこともできますが、所要時間がかかるうえに、途中の観光を楽しみにくい面もあります。
そこで今回は、移動の自由度を高めて道中の観光も楽しめるよう、レンタカーを利用することにしました。
・レンタカー→トヨタレンタリース
※上記リンクから予約いただくと、Aikido Travelの活動サポートにつながります。
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旅の始まり ― 羽田空港から高知龍馬空港へ
2025年3月21日。道着2着と袴をスーツケースに詰め込み、羽田空港へ。
今では観光客で賑わう空港も、コロナ禍の頃は本当に閑散としていたことを思い出し、時代の変化を感じます。
お土産を買い、ゲートでAさんと合流。飛行機は予定どおり出発し、窓の外には美しい青空と富士山の姿が広がっていました。
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西村商店でボリューム満点ランチ
高知龍馬空港に到着後、レンタカーを借りてまずは腹ごしらえ。向かったのは事前にチェックしていた「西村商店」。
口コミ通り駐車場は満車でしたが、マイクの“どんなに混んでいても駐車場所を見つける能力”が炸裂し、無事駐車。
待っている間、店先に置かれたお品書きを眺めたり、本日の日替わり定食をチェックしたりしながら、お腹が空かせながら、気持ちもワクワク。
席に案内されて各自お目当ての定食をオーダーします。私が注文したのは大きな器に盛られた「あらだき」。
一人前とは思えない大きさ!柔らかい身にしっかり染み込んだ味わいで最高。
大好物を前に、日本人らしい「もったいない精神」でどうにかお腹を満たそうと頑張りましたが、結局は半分いただいたところでギブアップ。
それでも、残してしまったことへの罪悪感を感じつつ、おいしさで満たされたお腹は幸せいっぱいでした。
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土佐神社と善楽寺を参拝
稽古まで少し時間があるので、高知市内を観光。まずは土佐神社へ。
木々に囲まれた静かな境内は心が澄み渡るようで、拝殿の回廊を歩きながら歴史ある祭具を拝見。
おみくじでは「中吉」と「小吉」。お互いに成長の余地ありとの教えをいただきました。
すぐ隣の四国八十八箇所 第30番札所「善楽寺」にも立ち寄り、春を思わせる暖かな陽気の中で礼拝。旅の幸先の良さを感じつつ、いよいよ四万十市へと出発です。
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👉 次回は「四万十市までの道のりと中村道場での稽古編」をお届けします。