翌朝、今日はTの道場があるブルノへ移動します。ここで二泊し、観光を楽しみながら彼の道場で稽古をさせてもらう予定です。ちょうど彼らは車で来ていたので、ありがたく同乗させてもらうことになりました。

 

体格の大きいTの車は、それに比例するように車体も大きく、長距離運転に向いているのだそうです。

Tは月曜から金曜まで自分の道場で合気道を教え、週末はヨーロッパ各地のセミナーに参加して汗を流す、まさに若き武道家という言葉がぴったりの人です。

 

高速道路の途中でトイレ休憩をもらい、パーキングエリアで小さなドーナツと「コホラ」を購入しました。Tいわく、これはチェコ版のコーラとのこと。14種類のハーブとフルーツの抽出物、そしてリコリスが使われていて、人工的な甘さではなく、ハーブの風味とほのかな甘さ、そして炭酸が心地よく感じられる、私好みの味でした。

セミナー会場から懇親会の会場までは歩いて向かえる距離です。

Googleマップを頼りに進んでいくと、案内はまさかの“森の中へ”というルート。半信半疑で道を行ったり来たりしていると、後ろからほかの参加者が現れ、「その道で合っているよ」と教えてくれました。

薄暗い森を抜けると、静かな湖が姿を見せ、そのほとりにレストランが。無事に会場へ到着です。

 

すでに多くの人が集まっていたので、まずは私たち二人分の席を確保。

食事代は事前に支払い済みでしたが、飲み物は別料金。案内状には「現金のみ」と書かれていたものの、事前に主催者に確認すると「カードも使えるはず」との返答。しかし実際は現金のみで、少しでも持参していて本当に助かりました。

カード派の友人には、久しぶりの再会を祝してビールをご馳走させてもらいました。

10月25日、セミナー当日の朝。6時半に目が覚め、まずは風邪気味の体調をチェックしました。喉の痛みはまだ残っているものの、幸いだるさはなく、これなら問題なく参加できそうです。

 

会場へはバスで向かう予定でしたが、万が一遅れることを考えて、予定より一本早い便に乗ることにしました。リトアニアのグループは10人弱。知っている顔も初めて会う方もいて、バスに乗る前に軽く自己紹介をします。

 

ホテルの目の前にあるバス停には予定通りバスが到着し、会場近くの停留所にも時間通りに着きました。早めに到着した会場はまだ人がまばらでしたが、受付を済ませます。

 

「先生がそろそろ到着するんじゃないかな」

 

そう思って外に出ると、先生を送迎している友人の車が駐車場に入ってきました。今回の講師は合気会本部道場の藤巻師範。日頃からお世話になっていますが、海外でお会いするとまた違った雰囲気があり、少し背筋が伸びます。 

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10月24日。朝7時前に起きたものの、まだ風邪のだるさが抜けず、まずはミカンでビタミンCをチャージ。 9時に昨日のメンバーと集合し、今日は地下鉄で旧市街へ向かいます。

 

プラハの地下鉄の路線名はA線・B線・C線ととてもシンプルで、色分けもされていて本当にわかりやすいです。地下道には路線ごとに色が引かれているので、そのラインに沿って歩けば迷うこともありません。

 

地上に出ると、カラフルな建物が並び、一気にメルヘンの世界へ引き込まれます。

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ここは旧市街の中心部。仕掛け時計は12時に動くようで、まだ人はまばらでした。 

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