【合気道×旅】チェコ・プラハで合気道セミナーと道場巡りを楽しんできた-09

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By: Community
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セミナー会場から懇親会の会場までは歩いて向かえる距離です。

Googleマップを頼りに進んでいくと、案内はまさかの“森の中へ”というルート。半信半疑で道を行ったり来たりしていると、後ろからほかの参加者が現れ、「その道で合っているよ」と教えてくれました。

薄暗い森を抜けると、静かな湖が姿を見せ、そのほとりにレストランが。無事に会場へ到着です。

 

すでに多くの人が集まっていたので、まずは私たち二人分の席を確保。

食事代は事前に支払い済みでしたが、飲み物は別料金。案内状には「現金のみ」と書かれていたものの、事前に主催者に確認すると「カードも使えるはず」との返答。しかし実際は現金のみで、少しでも持参していて本当に助かりました。

カード派の友人には、久しぶりの再会を祝してビールをご馳走させてもらいました。

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食事はブッフェ形式で、料理は別室に並べられています。

混雑の中、並んでいる料理をお皿に盛ったものの、食器はフォークもスプーンもなく、あるのはナイフだけ。

席に戻ると 隣のイタリア人グループも同じ状況で、ナイフ一本で食事をしていました。

「ナイフだけで食べる新しい方法を見つけたわ」

その明るい一言に、窮屈な席でナイフだけの食事に少し不満を抱きかけていた自分を、ふっと振り返ることができました。

 

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しばらくすると、藤巻師範とマイクが会場に到着しました。

マイクのためにビールを買いに行った際、チェコ語が分からず、前にいた男性に注文と支払いをお願いしようと手のひらにコインを乗せて差し出したところ、彼は自分の財布を取り出しました。

「大丈夫、このお金で払ってください」

そう伝えると、彼は財布から1コルナを取り出し、私の持っていたコインと合わせてぴったりの額にして支払ってくれました。 なんて優しいのでしょう。

「you are my angel」

そうお礼を伝えると、向かいのグループの人たちも笑顔になってくれました。

 

懇親会では、道場とは違い皆が私服で、合気道の話だけでなく近況や自己紹介など、ゆったりと交流できる素敵な時間が流れます。

そんな中、師範は黒帯の参加者のために有段者手帳へサインをしていきます。

友人が横で手帳を広げたり手伝ったりしていましたが、それでも100人近い人数のサインをするのは大仕事。

スタンプで済ませることなく、一冊一冊丁寧に名前を書き終えると、食事は簡単に済ませ、参加者一人ひとりに声をかけて回られる師範の温かい心配りに、胸が熱くなりました。

 

夜9時半を過ぎても会場はまだ賑やかでしたが、師範が帰られるタイミングで、私たちも宿へ戻ることにしました。

 

翌朝、マイクの肘の具合を聞くと「ゆっくりなら稽古はできるけれど、袴を履くのが大変」とのことで、午前は見学することに。

リトアニアグループは昨日と同じバスで会場へ向かい、私たちと友人は歩いて向かいます。彼とは昨日からずっと話し続けていますが、会話が途切れることはありません。

美しい紅葉の下、久しぶりの再会を楽しみながら歩いていると、風邪気味だったことも、リュックを背負っていることすら忘れてしまい、気づけばもう道場に到着していました。

 

主催者のTは、師範を送ったあと会場へ戻り、パーティが終わる23時までずっと会場にいたとのこと。

「眠くないの?」

「大丈夫、一時間多く寝られたから」

実は昨日、サマータイムが終わり標準時間に戻ったため、深夜3時が2時に戻ったのです。

 

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午前の稽古が始まり、師範が水分補給の休憩を取ったとき、時計は11時55分。

「あと5分で終わるのに休憩?」

不思議に思いましたが、時計が昨日のままで一時間遅れていたのでした。どうりで時間が早く感じたはずです。

激しい稽古が続いていましたが、この後は抑え技に変わり、思いがけず増えた一時間も無事に終えることができました。

 

イタリア組はこのあと12時間のドライブがあるため、ここでお別れ。

昨日は再会を喜び、今日は別れが寂しく、胸がぎゅっとなる気持ち。来年もまた会えそうなので、まずはどうか気をつけて帰ってください。

 

お昼は、数日前に訪れた白いハーブスープのお店へと案内されました。

今日もスープをいただき、マイクとチキンフライと焼き野菜をシェアします。

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「僕のセミナーで怪我を負わせてごめんな」

ゆっくり話せる機会を待っていたのでしょうか。師範がマイクにそう声をかけてくれました。

決して藤巻先生のせいではないのに、責任を感じてくださるその優しさに、彼の痛みも少し軽くなったことでしょう。

 

午後の稽古にはマイクも参加予定。袴が心配でしたが、どうにか履くことができたようで、私や友人が交代で組み、先生の気遣いもあり、問題なく稽古ができたようです。

最後は5人グループでの稽古でしたが、偶然集まったのは全員が本部道場に来ているメンバー。チェコにいながら本部にいるような感覚になり、なんだか嬉しい気持ちに。

「本部みたいだな」 先生もそう言って近寄ってきて、肘の痛みを忘れて稽古してしまうマイクに「気を付けて」と一言添えてくれました。

 

二日間の稽古はあっという間に終わってしまいました。

素晴らしい参加者の皆さんに囲まれ、ケガをしたマイクを思って薬を買ってきてくれたり、気遣いながら稽古してくれたり、そして主催者のTは疲れを見せずに師範の補助を続けてくれていました。その姿を見られたことも含め、参加できた喜びで胸がいっぱいです。 

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夜はリトアニアの友人に連れられてホテル近くのソチ料理店に行きました。

料理はとても美味しかったのですが、最後に“ぼったくられる”というオチがついてしまいました。

 

2026年の藤巻師範のチェコ・プラハでのセミナーは10月3-4日に開催されます。

https://aikidotravel.com/seminar/2118/aikido-seminar-with-hiroshi-fujimaki-shihan-7th-dan-aikikai-hombu-dojo

 

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